
「なんとか学校に行かせたい」
「高校くらいは行ってもらいたい」
というのが、たいていの親の願いですよね。
もちろん、不登校を克服して、元の学校にいままで通りに通ってくれるのが一番です。
ですが、いじめや人間関係などでどうしても、元の学校には戻れない。
そういう事もあると思います。
そういう時は思い切って、学校を替えるのも有効な手段です。
その際に、普通の学校に行ってくれればいいのですが、普通の学校では、「また同じことの繰り返しになるのでは?」と思う気持ちもあります。
そういう時に有効なのが、これから紹介するフリースクールやサポート校、通信制高校です。
それぞれ特徴がありますので、よく見て頂き、ご自分のお子さんにあった学校を選んで下さい。
サポート校は、さまざまな専門知識を学べるコースや「高等学校卒業程度認定試験」取得を目指せるコースなどがあり、それぞれ独自のカリキュラムで運営されています。サポート校には、一般的に下記のようなタイプがあります。
| (1)不登校支援型 |
| 学校生活に何らかの問題があり登校が難しかった生徒のために、 カウンセリングなど、メンタル面のサポートが充実しています。 学習の遅れなどの対応についても、生徒に応じて柔軟な対応をしています。 |
| (2)大学進学重視型 |
| 卒業から大学受験への流れを支援するサポート校で、受験情報なども充実して います。予備校や学習塾などが母体となっているケースが多く見られます。 |
| (3)進路発見型 |
| 体験授業や資格・技能の取得などを積極的に進めながら、生徒個人に合った 進路を見つけられるようサポートしていきます。 |
| (4)専門知識・技術養成型 |
| 「高等学校卒業程度認定試験」取得を目指しながら、専門分野の教育や 資格取得に向けた本格的な授業が受けられ、個人の才能や能力を伸ばします。 高校卒業資格取得だけではなく、目標を持っている人、目標に向かって進みたい 人に適しています。 |
フリースクールは、サポート校と同じ意味として使われることがあるため、その違いがわかりにくいのが実情です。ここでは、それぞれの学校の違いを確認しましょう。
| フリースクール | サポート校 | |
| 特徴・目的 | 民間の教育機関。 集団生活に適応できず、正規の学校に通うことができない生徒たちの居場所であり、社会との接点の場であることが多い。 学校という形態ではない。 |
民間の教育機関。通信制高校に在学している生徒の単位取得や進級、確実な卒業に向けて学習面や生活面、精神面の指導・支援を行う。 「学習塾」や「予備校」に近い存在。 |
| 経営母体 | 個人や非営利団体(NPO法人)など。 | 大手の塾や予備校など。 |
| 入学資格 | 18歳未満などスクールによって異なるが、 基本的に入学資格はなし。 |
中学卒業見込み者や通信制高校在籍者など。 |
| 入学時期 | 基本的には決まっていない (随時入学可能)。 |
通信制高校の入学時期に合わせ、春・秋に決まっている学校が多いが、随時入学可能な学校もある。 |
| 高校卒業資格 | 18歳まで通っても高校卒業資格にはならない。 | サポート校のみに入学することはできないため、サポート校自体は高校卒業資格にはならない。 ※高校卒業資格を取得するには通信制高校を卒業することが必要。 |
| フリースクールは高校卒業の資格を取得できません。 高校卒業の資格を取得するには、通信制高校の卒業が必要です。フリースクールを卒業しても、高校卒業資格を取得できませんのでご注意ください。 なお、通信制高校を確実に卒業するために、学習面・精神面での支援体制が整っているサポート校に通うことをおすすめします。 |
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