「5年間いじめられ続けて、最後は・・・」
が原因となって不登校になった子供たちの体験記

「5年間いじめられ続けて、最後は・・・」

不登校期間 2年5ヶ月 茨城県茨城市出身 高校2年男子  

全に取り残されていた。

中学時代は、わけあって不登校だった。但し、人に言えるようなものではなかった。いつも遊んでばかりで勉強はろくにせず、気づけば完全に取り残されていた。途中、なんとか登校した。

しかし、落ちこぼれを実感しただけだった。

友達と話しをしていても、その日の授業や勉強が話題になると、その場から離れてしまった。部活の卓球も入学当初はそこそこ上手だったのだが、同学年の子に教えられるまで下手になっていた。

学校に久しぶりに行ったことで心はズタズタになってしまった。「もうどうなっても良い」との考えが確実に大きくなった。僕のことを気遣い、勉強の話題に触れずにゲームのことしか話しをせぬ友達を、嬉しくも思い、同時に、自分がひどく情けなかった。

それ以降は二度と学校には行かなかった。

しかし、日生学園で変わった。不安一杯で入学したが、寮生活が一変させた。一緒に風呂に入り、同じ食事を食べ、一緒に同じだけの時間自習する・・そう、友達ではない、仲間ができた。仲間は、気を使うこともなくズケズケと本当のことを言う。こちらも言いたいことを言う。

そんな関係が妙に気持ち良かった。

部活も吹奏楽を楽しんでいる。楽しいと言っても苦労が多い。だが、皆で練習して発表会で演奏し、大きな拍手をもらった時はとても嬉しい。中学では味わうことができなかった『喜び』があった。「大学へ行こう」との夢も生まれた。

ハッキリ言って自分でも信じられない。

高校に入ることさえ遠い世界だと思っていた僕なのに。確かに日生に入学して僕は変わった。だけど中学時代の自分を否定しようとは思わないし、恥とも思わない。これからも日生での生活が続く。

きっと今まで以上の多くの体験をするだろう。それを通じて、「中学時代、不登校で良かった」。だからこそ、日生学園で仲間ができ、こんな自分があるのだからと言えるようになりたい。



「5年間いじめられ続けて、最後は・・・」

不登校期間 1年3ヶ月 東京都足立区出身 高校2年男子  

てるか、ゲームをしているか。

中学2年の2学期から学校に行きませんでした。今考えると、僕はとても弱い人間だったと思います。学校に行かなくなってからは、寝ているかゲームをしているか、ダラダラした生活を送っていました。

時には、「なぜこんなことをしているのだろうか」と考えたりしましたが、その度に、親の責任にしたりして、適当に理由をつけて逃げていました。

それから数カ月してから、市内のフリースクールに通うようになりました。

そこでは直ぐに友達が出来ました。毎日そこで彼らと楽しく遊んでいました。しかし、相変わらず夜更かしをしてダラダラした生活を続けていました。そしてその頃には、自分のそうした生活に何の疑問も感じなくなってしまいました。

 受験の時期が近づきました。

その頃の自分は、道で知り合いの人が歩いていると横道に逃げるようになっていました。近所の塾から聞こえてくる友達らの声を聞くのが苦しくなって来ていました。少しずつ学校に行って友達に出会いたいと思うようになっていました。

でも、行動は全く逆でした。

日生学園に入って、やり直すチャンスを頂きました。甘えた生活と甘えた自分を捨てて、全く新しい人々と、勉強や寮生活を熱中しながらやっています。自分にとっては、「生まれ変わった」ような生活です。こうして充実した生活を送っていると、あの時はなんと恐ろしいことをしていたのかと思います。あんな生活は恐ろしくて二度と出来ません。

今は、あんな中学時代があったから日生学園と出会えたのだと思っています。だからこそ、このチャンスを生かす努力をします。


「5年間いじめられ続けて、最後は・・・」

不登校期間 2年6ヶ月 福井県敦賀市出身 高校2年男子  

いな教科があったから。

それが私が休み始めたきっかけでした。その内に、学校に行くと友達から何か言われるのではないかとの不安が満ちてくる。

家での生活に満足しておれば、親や先生に対する罪悪感も特に気にすることもない。保健室登校は保健室の先生と仲良くなってしまえばクラスに行くよりも楽しいから、そこから離れられない。

こうなってしまうと、自分を伸ばしてくれる機会を求めることも、本を読むことも価値がなくなる。自分の周囲にある欲望を満たしてくれるものの方がハッキリと見え、何よりも素晴らしいものと見えてくる。

自分を見つめることは、罪悪感を直接受けとめることになるのでしない。

自分を高めること等は一切ない。

高めようとすることが不思議に思える世界に入ってしまう。だが、これがいけない。これが、自分の中に在る「学校に行きたい」という思いを押さえ込んでしまうのだ。

「自分を見る」と先が分からないから見ようとしない。

絶対的平静を保てる選択(不登校)を取って周りが見えない状況に置き、欲を満たすものに全てを注ぐ。

そして、今の自分。

沢山の自分がいる。沢山のことに興味を持った自分がいる。見つけたら直ぐに手を伸ばす自分がいる。しかし、それを自分のものにはしない。それを与えられる人でありたいと思っている。

「5年間いじめられ続けて、最後は・・・」

不登校期間 7年3ヶ月 愛知県名古屋市出身 高校3年女子  

は甘い人間です。

少しでも困難な壁に突き当たると方向転換してしまうような人間でした。チャレンジする前に、「辛そうだから止めておこう」とか、「他にも道はある」と勝手に理由をつけて、結局あきらめてしまうことが度々ありました。そして、学校にまで行かなくなったのです。

卒業式にも出席できませんでした。

親と先生が打ち合わせて、卒業式が終わった後に学校に行き卒業証書を頂くことになりました。その時でさえ、校門まで行きながら、中に入れなかったのです。結局、卒業証書も自宅で受け取りました
この時ほど自分が惨めに感じられた時はありませんでした。

「何が卒業証書か。ろくに学校に行ってないのに。自分にそんな価値があるのか」

と自分を責めました。何日かそんなことを考えていました。数日後、ふとこんな考えが浮かんできました。

「中学は中学。もう過去のことでしかない。それよりもこれからの何十年という人生が大切だ。普通の中学生が体験できないことを体験した三年間はこれで終り。これで卒業しよう」

と勝手な解釈が浮かんだ途端に心が軽くなり、不思議なくらいに自信が生まれ、生まれ変われたように思いました。
今は中学時代のブランクを埋めるために必死ですが、これからは新しいことにチャレンジします。

逃げずにチャレンジし、楽しい高校生活が送れるよう、新しい自分を生きていきます。


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