
「なんとか学校に行かせたい」
「高校くらいは行ってもらいたい」
というのが、たいていの親の願いですよね。
もちろん、不登校を克服して、元の学校にいままで通りに通ってくれるのが一番です。
ですが、いじめや人間関係などでどうしても、元の学校には戻れない。
そういう事もあると思います。
そういう時は思い切って、学校を替えるのも有効な手段です。
その際に、普通の学校に行ってくれればいいのですが、普通の学校では、「また同じことの繰り返しになるのでは?」と思う気持ちもあります。
そういう時に有効なのが、これから紹介するフリースクールやサポート校、通信制高校です。
それぞれ特徴がありますので、よく見て頂き、ご自分のお子さんにあった学校を選んで下さい。
フリースクールは、学校教育法に拘束されない民間の教育機関になります。
フリースクールのおもな目的は、生徒たちが社会と接点を持ち、学校への復帰や自立を目指すというものになります。
スクールごとに指導内容は異なりますが、少人数制や個人指導によって、生徒に主体性を持たせているのが特徴です。
生徒が小学生や中学生の場合は、フリースクールへの登校が学校の出席扱いにできる場合もあります。
しかし、高校生の場合は、フリースクールが公的な教育機関ではないため、通い続けても学校の出席扱いにはならないケースがほとんどです。
経営母体は個人や零細な非営利団体(NPO法人)が多く、公的な支援が受けられないスクールがほとんどです。
そのため、一般の学校に比べ、経済的負担が大きくなることがあります。
フリースクールは、サポート校と同じ意味として使われることがあるため、その違いがわかりにくいのが実情です。ここでは、それぞれの学校の違いを確認しましょう。
| フリースクール | サポート校 | |
| 特徴・目的 | 民間の教育機関。 集団生活に適応できず、正規の学校に通うことができない生徒たちの居場所であり、社会との接点の場であることが多い。 学校という形態ではない。 |
民間の教育機関。通信制高校に在学している生徒の単位取得や進級、確実な卒業に向けて学習面や生活面、精神面の指導・支援を行う。 「学習塾」や「予備校」に近い存在。 |
| 経営母体 | 個人や非営利団体(NPO法人)など。 | 大手の塾や予備校など。 |
| 入学資格 | 18歳未満などスクールによって異なるが、 基本的に入学資格はなし。 |
中学卒業見込み者や通信制高校在籍者など。 |
| 入学時期 | 基本的には決まっていない (随時入学可能)。 |
通信制高校の入学時期に合わせ、春・秋に決まっている学校が多いが、随時入学可能な学校もある。 |
| 高校卒業資格 | 18歳まで通っても高校卒業資格にはならない。 | サポート校のみに入学することはできないため、サポート校自体は高校卒業資格にはならない。 ※高校卒業資格を取得するには通信制高校を卒業することが必要。 |
| フリースクールは高校卒業の資格を取得できません。 高校卒業の資格を取得するには、通信制高校の卒業が必要です。フリースクールを卒業しても、高校卒業資格を取得できませんのでご注意ください。 なお、通信制高校を確実に卒業するために、学習面・精神面での支援体制が整っているサポート校に通うことをおすすめします。 |
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