◆不登校と発達障害を考える
◆学習障害(LD)とは
「学習障害とは、基本的には
全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算するまたは推論する能力のうち
特定のものの修得と使用に著しい困難を示すさまざまな状態を指すものである。
学習障害は、その原因として中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や環境的な要因が直接の原因となるものではない」と定義付けられています。
LDは約2~3%の割合でみられるとされています。
つまり、
30人のクラスでは1~2人存在するのです。
また、女の子よりも男の子のほうが発症率は高いとされています。
◆学習障害(LD)の特徴
特定の能力にのみ障害があり、他の能力は正常です。
障害のある特定の能力意外は、高い知能を持っている場合もあります。
算数の問題は理解でき、計算も他の人より速くできるのに、文章をスムーズに読めなかったり、字をかくことが困難だったりします。
頭の回転は速く、会話も流ちょうであるのに、読み・書きだけに困難を示すのです。
学習障害の症状はさまざまです。主に下記のような症状があります。
•言語能力の困難
•読字・書字の困難
•算数・計算の困難
•推論の困難
•社会性の困難
•運動の困難
•注意集中・多動による困難
◆学習障害の原因
LDの原因は、脳機能の障害とされていますが、まだはっきりとしたことはわかっていません。
しかし、育て方や環境などによるものではありません。
◆学習障害への理解
LDは知能に障害もなく、特定の能力以外は正常です。そのため、特定の分野においてできないことを「苦手」や「個性」と捉えてしまう場合が多く、対応が遅くなるケースが多いようです。
また、障害に気付きにくいために、「努力不足」と思われたり、「どうしてできないの」などと言われたりしてしまいます。
いじめや不登校につながることもあるのです。
LDを持っていても、自信を持って学習できるように、適切な支援・理解が必要なのです
下記に参考図書を紹介しますので、是非、一度は読んでみて下さい